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撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
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山は誰にでも平等だ。

どんなに敬意を持って謙虚に接しても、
ひとつひとつ丁寧に危険と向き合っても、
体力、技術を磨いて万全の準備で臨んでも、
ときに無慈悲で残酷で信じたくない現実を
目の前に突きつけてくる。

何か足りなかったのかな。
過信があった?油断した?運がなかった?

批判されても仕方がない。
僕は最善の選択を、行動を取れていたのだろうか。
あのときできたことはないんだろうか。
こうすれば、ああすれば。
頭の中をぐるぐると様々な思いが駆け巡る。

だけど答えは出なかった。
正解なんてない。

裏を返せば、それも山の魅力のひとつなんだ。

装備、荷物の取捨選択、コース、天候、体調、
そのとき、その都度の足の置き方、手の置き方、
全部自分で考えて行動することの怖さと責任。
でもそれは、そっくりそのまま山の魅力と楽しさに繋がる。

命をかけた選択肢が目の前に並んでる。
そんな状況、他では味わえない。

視線をあげれば驚くような絶景が広がっている。
山小屋では最高の仲間と、最高に美味い飯を食べて、
最高に楽しい時間を過ごしてる。

山は楽しい。

彼はそれを教えてくれた。
感謝をしよう。前を向こう。上を向こう。

ありがとうと、言わなきゃいけない。
山の魅力を、楽しさを教えてくれて
本当にありがとうって、彼に伝えなきゃ。

できることは、まだこれからも、きっとある。

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プロフィール

HN:桶屋が儲かる

多感な青春時代に
伊集院光を聞き育つ。

撃ち抜けないのは美女の心と物事の急所だけさ。

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