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撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
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 →つくば100キロウォーク2012 その1  
 →つくば100キロウォーク2012 その2  


つくば100kmウォーク大会のスタートは13時。
開会式が終わって、スタートラインに並ぶと気分も最高潮。

今年も昨年と同様、ゼッケン1~100を最初のグループとして、
次に101~200、その次に201~300というように
ゼッケン順で100人単位に区切った
ウェーブスタート方式(時間差スタート方式)だった。

いよいよ長い長い、あの1日が始まる。

ゼッケン20番台の自分は最初のグループでスタート。
ゼッケン1~100のメンバーが

moonさん
あららちん
カービィさん

にゃごさん
さおりさん
につけちゃん
みゆきさん
大島くん


100番台に

ミルトンさん
ヤマグチくん
かのか
さぶれちん
りださん


200番台に

こーさん
Akiさん
ぐらくまさん
カネコさん
めぐみさん
長野組のミっちゃん&カネさん


300番台に

ジンさん


400番台に

りおさん
そーくん。


自分らのいる最初のグループからは、
ジンさんのいる300番台で7~8分、
リオさん、そーくんのいる400番台のグループとは
恐らく10分以上の差が出るのではないかと思う。

実を言うと、ジンさん達、初参戦のメンバーと
一緒にスタートできないのは少し気がかりだった。

10分を距離に換算すれば、
開始直後のペースなら1km弱は離れてしまうことになる。

一緒にスタートできれば自然と合流することになるし、
話しながら歩けば良い気分転換になる。

何より、昨年の経験から、先に進めば進むほど
周囲に気を使う余裕なんて吹き飛んでしまうと分かっていたから
もし話をするなら最初のうちにって考えていた。

スタートが別になるとそれが難しい。

でも、20kmを歩き終える頃には
完全に追いつかれ、するっと追い越されちゃってたから
その辺りの心配は完全に杞憂に終わったのだけど。

みんなはえーよ(笑)

 

最初の20kmは、とにかく暑かった。

当日の気温がどれくらいあったのかは知らないけれど、
とにかく暑かったことは覚えている。

昨年の雨と強風も相当難儀ではあったものの、
今年の快晴というのも別の意味で考えものだと思った。

道中、木陰になるようなところはほとんどなかったから、
こまめな水分補給と濡れタオルを使って
体温が上がり過ぎないよう注意した。

スタート直前にコンビニで購入した
500mlのミネラルウォーターはみるみる減っていったけど、
減った分は10km毎に設置されているエイドステーションで
補給すればいいやと思っていた。

でも、まさかその目論見がしょっぱな10kmの時点で
あっけなく砕け散るなんて考えてもいなかった。

今年は、最初の20kmを一気に歩くことになっていたようで、
10km地点の休憩所が設置されていなかったのだ。

おい・・・いきなり聞いてないぞって感じ(笑)
もしかしたら開会式でアナウンスがあったのかもしれないけど。

まぁ、その分15~6km地点になるだろうか、
コース脇にあった自販機で購入したペットボトルは冷たくて、
火照った身体を隅々まで癒してくれたから良しとする(上から目線)。


スタートから約10km、平沢官衙遺跡周辺くらいまでは、
主にmoonさんらゼッケン1〜100までのメンバーと
入れ替わり立ち替わり一緒に歩いた。

各自それぞれにペースの違いはあるから、
自分のペースを崩さない範囲で
赤いチームTシャツを見かけては話しかけるようにしていた。

スタートしてすぐに、
カモシカのような強くしなやかな美脚を持つみゆきさん、
愛に生きる男、大島くんがあっという間に前方に消えて見えなくなった。

自分にとって、あのペースで歩くには100kmは長過ぎる距離、
とてもじゃないが一緒に歩く自信が無い。

さすがだ。

次に会うのは休憩所か、もしくは折り返してきた道か。
彼女らとはしばしのお別れ。

その後も、昨年度のつくば100kmウォーク大会女子2位ミルトンさん、
重力の影響を全く感じさせないつきっこのエースかのかが
あっという間に追いついてきた。

この2人もさすがだ。


自分は平沢官衙遺跡の少し手前から猛烈な尿意に襲われたため、
遺跡周辺にある観光案内所のトイレに寄った。

昨年の10km休憩所があったポイントだったのだけど、
今年は違うみたいだった。

ここが意外と混雑していて、少し時間をくってしまった。

でも、今思えばここで用を足しといて本当に良かった。
このときはまだ先に10km休憩所があると思っていたから。

もし寄ってなかったら開始数時間で大惨事になるところだった。
まさに間一髪。

ここでしばらく先頭集団ともはぐれ、
観光案内所を出た先で、歩いてきたヤマグチくんと合流した。

彼も昨年の100kmウォーク経験者、完歩もしている。
再びこの戦場に戻ってきた猛者だ。

ヤマグチくんとはずっとサッカーの話をしながら歩いた。

ドルムントのフンメルスがヤバい。
あんなCBが日本に欲しいって話をした。

香川の移籍先、いくつか噂があるけどマンUだったら凄いよね、
背番号、何番になるんだろうねって話もした。

また今度一緒にサッカーしようね、とも。
体力的に余裕のあった区間とはいえ、楽しかったなー。

あのとき、ヤマグチくんは既にちょっと足が痛いんですよね、
って話してたけど、そんな彼は今年、18時間32分でゴールした。

順位やタイムを競う大会ではないものの、
昨年より5時間近くもタイムを短縮した。

ゴール後に聞いた話だけど、
とにかく痛くなるのは間違いないんだから、
致命的なダメージを受ける前にゴールしようと考えていたらしい。

長い休憩をすると筋肉が固まって痛くなるから、
休憩はほとんどととらなかったようだ。

職業柄夜遅くなる(というか朝まで帰れない)ことも多いだろうし、
きっと満足のいく練習もできなかったと思う。
実際、大会直前まで徹夜仕事が続いていたみたいだった。

その中でもなお、この結果ってのは本当に凄い。

誰よりも昨年の経験を活かし、
誰よりも自分に厳しく歩いた結果だと思う。

この人も、さすがだ。


→その4につづく


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多感な青春時代に
伊集院光を聞き育つ。

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