別に安倍晋三が個人的に参拝する分には構わないと思うんだ。
日本には思想信条の自由があるはずだからね。

もちろん公費を使うんなら優先度と影響をもう少し考えろと
文句のひとつも言いたくなるけど、今回は、
野党はもちろん与党内の誰も彼を止められません、
諸外国の皆様どうぞ日本の「自制」には期待しないで下さいと
そんな印象を与えてもなお参拝を強行する理由が
彼にあったんだと思うことにしたんだ。

でもね、ただひとつだけ非常に気持ちが悪いと感じるのは、
この手の話題になると必ず一部の方が主張する
「日本人なら当然」って顔でね。

前述した通り日本には思想信念の自由がある訳で、
日本人だからって理由だけで当然のようにまかり通る
唯一無二の思想信条なんてものはあり得ない訳で、
参拝を批判する人への誹謗中傷、炎上なんかを見てると
どうもこう、自身の認める思想信念以外の考え方に対する
寛容さというか、対話の姿勢みたいなものが
まるごと欠けてるような気がしてならなくて、
それが人として、実に気持ち悪く感じてしまう。

もちろんそういう寛容さは認められないって
思想信念があるのは別に構わないんだ、
個人的にそういう方とお付き合いはしたくないというだけで。

ちなみにこの考え方は、いわゆる「逆の立場」からの
条件反射みたいな批判についても同じことが言える。
靖国参拝なんてアリエナイってただ言うだけの方に対しても
正直、同じ気持ちを抱いてるよ。

どうなんだろう、これは自分の考え方や感じ方が変なんですかね？
こういう書き込みすら炎上の対象になるのかな。

やだなぁもう、ほんと気持ちが悪い。