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撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
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※この記事は、2010年09月02日にmixiで投稿したものを転載したものです。

 

『特攻野郎Aチーム』は、1983年から1987年にかけて
アメリカのNBCで制作、放送されたTVドラマシリーズです。

奇襲戦法と変装の名人、
百戦錬磨の荒くれ者をまとめるリーダー、通称ハンニバル。

ミサイルからブラジャーまで何でも調達、
陽気な二枚目野郎、通称フェイスマン。

パイロットの腕は天下一品、
操縦なら何でもござれの奇人&変人、通称クレイジーモンキー。

腕力自慢の天才メカニック、
「でも飛行機だけは勘弁な」の台詞でお馴染み、通称コング。

筋が通れば金次第で何でも引き受け、不可能も可能にする命知らず。
道理の通らない世間に敢えて挑み巨悪を討つ、
神出鬼没の頼れる傭兵集団、それが俺達、特攻野郎Aチーム!


私と同年代の方(特に男性)なら、
知らない人がいないってくらいお馴染みのシリーズですよね。

今もなお、あのテーマソングを聞くとテンションが上がります。

その『特攻野郎Aチーム』が、時を経てリメイクされ、
映画化されたとあっては、劇場に足を運ばない訳にはいかないでしょう。

という訳で、さっそく感想をば!



「B級映画」とは、まさにこんな映画のことを言うんでしょうね。

愉快、痛快、気分爽快、細かいことは気にしちゃ駄目で、
現実世界に疲れたら、頭をカラッポにしてこれを見るのもいいかもしれない。

最初から最後まで勢いで押せ押せ!な過激アクション目白押し、
それが映画版の『特攻野郎Aチーム』でした。

でも、ちょっとアクション要素が強すぎるかなぁ…という気も。

シーンというか、シチュエーションやアクションありきで、
場面や設定が後付けされている感じがちょっと残念。

別にこれならAチームの面子でなくても、
ぶっちゃけ誰でも良かったんじゃないのかなって
少し寂しい気持ちになりました。

もちろんアクションシーンの出来自体は当時とは比較にならないくらい
ド派手だし、演出的にも凄いんだろうけど、
なんというか、ドット絵のキャラクターには感情移入できたのに、
超美麗なCGになったら、逆にリアルすぎて説得力に欠けちゃった、
みたいな感じでしょうか。

ハリウッドのコンテンツ不足は知ってるけれど、
ちょっとキャラクターに頼りすぎなのがもったいない気もします。

TVシリーズの熱心なファンには、アクション大作としての爽快感と、
でも、シリーズファンとしての一抹の寂しさと、
何とも言えない物足りなさを感じる作品かもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


・・・という、夢を見ました。


もちろん、絶賛上映中の『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』は観ていません。

予告編を見た訳でもないし、なんでこんな夢を見たのか謎なんですが、
この夢のせいでものすごい観た気になっちゃってるので、
たぶん劇場に観に行くことは無いと思います。

自分で言うのもアレですが、かなりそれっぽい感想だと思いますし、
当たらずといえども遠からずだろうと勝手に感じています。


やばいわ…観てもいない映画でも、
Yahoo!レビュー程度なら何とかなりそうな気がする(笑)

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