撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
そうなんです。
今夜のテーマは「地球食」。
・・・と言ってもピンとくる方はいらっしゃらないと思うので、
分かりやすい言葉で言い換えると
「昆虫食」
最初のスープは寄生虫のタイノエで取ったお出汁がベース。
ふたつめのチュロスはトノサマバッタを粉末状にして揚げたもの。
みっつめのホワイトカレーは蜂の子が入っており、
〆のお蕎麦はコオロギ出汁、コオロギ脂、コオロギ麺。
デザートにいただいた茶碗蒸しには川虫が入っているんですのよ。
タイノエとかもう海老と海老味噌。
バッタはちょっとクセのある(笑)小麦粉かな。
蜂の子なんてもう一晩中これ食べてられるよなと思えるほど
甘味があるガチの酒肴。
コオロギは焦がし大豆のような独特の香ばしい風味があって、
川虫は鮎の香ばしさをまとった昆布のような味わいがある。
ありとあらゆる食材と同じように
昆虫にも旬があり、食べ頃があり、
その特性を活かした調理方法と食べ方があり、
きちんと向き合って仕上げれば
その独特の味わいはひとつの個性として
美味しくいただける一皿になる。
生まれて初めて「食材としての昆虫」をいただいた夜。
![]() | 価格:1,500円 |

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