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撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
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神保町の、とあるBAR。
普段飲まないような酒を飲むときは、何かしらの理由があるもんだ。

「落ち着こうぜ、出し惜しみをしてる訳じゃないんだ。」

望む望まないにかかわらず、人にはやらねばならぬときがある。
否、そんなに格好のいいもんじゃない。

本当は書きたくて仕方がないんだ。

今日も良い酒だったじゃないか、もうそれでいいじゃないかと、
その場限りの言葉が口に出る。

やっぱり特別なものだったと
何度も書いては書き直し、校正を重ねた文字の羅列に
そのときの想いを重ねては、納得のいかない日々が続いてる。

そうなんだ、ただ書いただけじゃ面白くないって想いがあって、
でも、そんな筈がない、面白くない筈がないって気持もあって、
いったりきたりの気持ちがほったらかしになってる。

いっそのこと踏みつけてみようか。
ぼくらの楽園に、KISSを込めて。




ぼくらを乗せてメロディは続く

今日だってあなたを想いながら
歌うたいは唄うよ

どうやってあなたに伝えよう
雨の夜も冬の朝もそばにいて

ハッピーエンドの映画を今
イメージして唄うよ

こんなに素敵な言葉がある

短いけど聞いておくれよ





そのあとの言葉がまだ見つけることができないでいる。
自分のことを「歌うたい」なんて言うつもりはもちろんないのだけど。


ちーんこ。

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HN:桶屋が儲かる

多感な青春時代に
伊集院光を聞き育つ。

撃ち抜けないのは美女の心と物事の急所だけさ。

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