今日から日本でも配信が始まったみたいだね。

『ポケモンGO』はスマホの位置情報サービスを活用することで
現実世界を舞台としてポケモンを捕まえたり交換したりして遊ぶスマホゲーム。

一足先にアメリカやオーストラリアなどで配信され、
画面の中を飛び越えて実際にプレイヤーが家の外に出て
ポケモンを探したり、他のプレイヤーと出会いながら楽しめる点が
斬新で面白く、海外でも非常に高く評価されているようだ。

こういった拡張現実を使ったゲームでは少し前に
『Ingress（イングレス）』って陣取り合戦のゲームが流行ったけれど
それのポケモン版といえばわかりやすいかもしれない。

ただあまりに夢中になるプレイヤーが増えてしまったことで
問題になってしまうこともあり、ゲームの性質上、
「スマホを操作しながら歩く」ような場面が発生してしまいやすいため
それによって人や車と衝突したり、足を踏み外したり、
立ち入り禁止区域に立ち入ってしまったりと、
プレイヤーが思わぬ事件や事故に巻き込まれることもあるらしい。

僕は人を夢中にさせるもの、面白いもの、魅力的なものを
生み出せる人をものすごく尊敬している。

見ているだけで惚れ惚れするような一流のサッカー選手はもちろん、
素晴らしい作品を生み出す映画監督、小説家、ゲームクリエイター、
誤解を恐れずに言えば新興宗教の教祖だって
ある意味で素晴らしい才能の持ち主だ。

だからこそ、せっかくの面白い、素晴らしいコンテンツが出てきているのに、
そういった一部プレイヤーの行動によってそのアイディアや枠組みが
制限されてしまったり、不当に評価されてしまったりするのはもったいない。

面白く、夢中になって遊べるものが出てきたのだとしたら、
それを使っていつまでも長く楽しく美しく遊んでいたいよね。

まぁ、たぶんやらないのだけど。