忍者ブログ
撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



たぶん彼女は自身が知らない世界を見せてくれたり、
自身を高めてくれる何かを提供できる相手を求めていて、
一緒に過ごす相手にその引き出しの有無を、可能性を探してる。

「彼女が好きそうな何か」ではなくて、
「彼女に必要そうな何か」を与えてくれる人を探してる。
彼女と最初に話したときから、なんとなくそう感じていた。

ただ最初っから好意を持っていた訳じゃなくて、
むしろ最初の印象はあまり良いものではなくて、
でも不思議な事にあれから1年以上が経って、
最近、自分が彼女にできることって何があるのだろうと
なんとなく考えるようになってきた。

仲間と100kmを歩いたあとの達成感とか、富士山頂から見る景色とか、
彼女が知らなそうな素晴らしいものを自分は経験しているけれど、
彼女はたぶんそういうの絶対にやらないんだろうなと思って
今まで誘ってもいなければ、そんな話をしたこともない。

上手く話せる自信もないし、話して伝わるものでもない気もするし。

でも、たぶんきっと、彼女がオレ以外の誰かと
突然富士山に登ったとしたら、それはもう死ぬほど悔しい。

彼女が、自分以外の誰かとその瞬間を共有することが、
自分でも少し勇気を出せば共有できたかもしれないものが、
他の誰かの手によって彼女の思い出に残る。

それは、なんか嫌だ。

彼女に対して、もう1歩踏み込んで、
自分が最高だと感じたものを、今の自分が彼女に提供できるものを、
もっと自信を持って「これが僕で、これが僕の与えられるもの全てです」と、
そう言える男に自分はなれるのだろうか。

彼女に言い寄ってくる男は多いけど、
「それをライバルだと思ってるのはあなただけだよ」と
彼女の友達に言われたことがある。

そのあと「彼女は一人が好きだから、他の人とあんなに食事に行かない」と
言われて少し嬉しく感じたこともあるのだけど、
さらにそのあと「他の人はみんなあなたより自信もお金も持ってるから、
誰もあなたのことを気にしてない」とも言われて凹んだこともある。

もしかしておれ、彼女のこと好きなのかな。

自分がどうしたいのか、よくわからない。
PR
PR
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

HN:桶屋が儲かる

多感な青春時代に
伊集院光を聞き育つ。

撃ち抜けないのは美女の心と物事の急所だけさ。

since 2012.6.21
カウンター
ブログ内検索
PR2

Template by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]