撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
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FMラジオのJ-WAVEで平日20:00から放送している
『JAM THE WORLD』という情報番組で
長年、月曜パーソナリティを勤めていた竹田圭吾さんが亡くなった。
51歳。膵臓癌だった。
『JAM THE WORLD』という情報番組で
長年、月曜パーソナリティを勤めていた竹田圭吾さんが亡くなった。
51歳。膵臓癌だった。
毎週欠かさず聴いていた訳ではないけれど、
うちの職場ではいつもJ-WAVEが流れていることもあって
遅くまで残業していると流れてくる時報のような番組のひとつだった。
竹田さんは穏やかな口調ながら良い意味で「空気を読まない」方で、
うちの職場ではいつもJ-WAVEが流れていることもあって
遅くまで残業していると流れてくる時報のような番組のひとつだった。
竹田さんは穏やかな口調ながら良い意味で「空気を読まない」方で、
ゲストや世論の立場がどうであれ、自身の立ち位置を柔軟に変えつつ、
媚びることなく、偏ることなく、常に理路整然と
番組が互いの意見を尊重しながら交換し合える場として成立するよう
歯に衣着せぬ物言いで鋭く突っ込んでいく姿勢が聴いていて心地よかった。
番組の途中で短い録音番組が挿入されるとき、
「それではぼくとはまたのちほど」と話すのが
なんだかちょっといいなって思っていた。
個人投資家の山本氏が竹田さんへ贈ったコメントにもある通り、自分も
「惜しい人を亡くした」とか「早すぎる死を悼む」という文言は使いたくない。
もちろんすぐ傍で見守っていた親族とは比較にもならないけれど、
数年前に自分も伯父を膵臓癌でなくしているので
その病状や進行速度、闘病生活の凄まじさは見てきたつもりでいる。
再び山本氏の言葉を借りれば、
「あの状態から竹田さんが解放された」のであれば、
「それはせめてもの救い」なのかもしれないとも考えている。
「どれだけ治療が順調で、親族に寄り添われて、友人や仕事仲間から励まされても、孤独からは絶対に逃げられない。病状が進めばさらに深まる。孤独は克服できないけど、違う側にいる自分を現実として向き合って、その認識を周囲と共有することで、ちょっと種類の違う人生が続いているだけなんだと思える。」
これは本人が病気を告白したときのツイートだけど、
この半年間、その孤独と向き合う覚悟を持って臨んだ最後だったと思う。
昨夜11日の放送は、竹田さんの休養前の最後の放送となる予定で、
先週4日の放送では事前収録ながらも「来週の最後に、
きちんとした形でもう1度ぼくの思いを伝えたい」と語っていた。
でも、それは叶わなかった。
ただ、昨夜の放送で代理パーソナリティを務めた
津田大介さんが、彼自身の言葉でそれを代弁してくれたように思えた。
番組を休養しなければならなかった理由、
リスナーへの感謝、みんなへの思い。
最初の放送から、ゲストの紹介シーンや名場面、そして最後となってしまった
先週の放送などがダイジェストで放送されていく中、
情報を斜めに読み解くジャナーリストの魂みたいなものを感じることができた。
不謹慎かもしれないけれど、その生き様はかっこよくて、
その最後まで真摯に物事に対応しようとする姿勢が見事に思えた。
昨夜の番組の最後は、いつもの締めの挨拶だった。
「それでは今夜のお相手は津田大介と…」
「竹田圭吾でした」
そんな竹田圭吾さんに、心から哀悼の意を表します。
番組の途中で短い録音番組が挿入されるとき、
「それではぼくとはまたのちほど」と話すのが
なんだかちょっといいなって思っていた。
個人投資家の山本氏が竹田さんへ贈ったコメントにもある通り、自分も
「惜しい人を亡くした」とか「早すぎる死を悼む」という文言は使いたくない。
もちろんすぐ傍で見守っていた親族とは比較にもならないけれど、
数年前に自分も伯父を膵臓癌でなくしているので
その病状や進行速度、闘病生活の凄まじさは見てきたつもりでいる。
再び山本氏の言葉を借りれば、
「あの状態から竹田さんが解放された」のであれば、
「それはせめてもの救い」なのかもしれないとも考えている。
「どれだけ治療が順調で、親族に寄り添われて、友人や仕事仲間から励まされても、孤独からは絶対に逃げられない。病状が進めばさらに深まる。孤独は克服できないけど、違う側にいる自分を現実として向き合って、その認識を周囲と共有することで、ちょっと種類の違う人生が続いているだけなんだと思える。」
これは本人が病気を告白したときのツイートだけど、
この半年間、その孤独と向き合う覚悟を持って臨んだ最後だったと思う。
昨夜11日の放送は、竹田さんの休養前の最後の放送となる予定で、
先週4日の放送では事前収録ながらも「来週の最後に、
きちんとした形でもう1度ぼくの思いを伝えたい」と語っていた。
でも、それは叶わなかった。
ただ、昨夜の放送で代理パーソナリティを務めた
津田大介さんが、彼自身の言葉でそれを代弁してくれたように思えた。
番組を休養しなければならなかった理由、
リスナーへの感謝、みんなへの思い。
最初の放送から、ゲストの紹介シーンや名場面、そして最後となってしまった
先週の放送などがダイジェストで放送されていく中、
情報を斜めに読み解くジャナーリストの魂みたいなものを感じることができた。
不謹慎かもしれないけれど、その生き様はかっこよくて、
その最後まで真摯に物事に対応しようとする姿勢が見事に思えた。
昨夜の番組の最後は、いつもの締めの挨拶だった。
「それでは今夜のお相手は津田大介と…」
「竹田圭吾でした」
そんな竹田圭吾さんに、心から哀悼の意を表します。
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