文学好きなら知らない人はいない「月が綺麗ですね」とは、
小説家の夏目漱石が英語教師をしていたとき
生徒が「I love you」を直訳して「我君ヲ愛ス」としたのを聞き

「日本人はそんなことを言わない。
　『月が綺麗ですね』とでもしておきなさい」

と言ったという逸話から、遠回しな愛の告白として使われる言葉。

そして、この模範解答としてよくセットで使われる「死んでもいいわ」は、
同じく小説家の二葉亭四迷がツルゲーネフの「片恋」を和訳した際、
抱き寄せられた男性に対して女性が

「Ваша…（＝yours／あなたの意のままに）」

と囁いたシーンを「死んでもいいわ」と翻訳したことから
告白に対する返答、愛を返す言葉として使われる。

どちらも奥ゆかしく想いを伝える叙情的な愛情表現で、
文学的な告白に対して、文学的な返しをするという「粋」なやりとりが
とてもロマンチックな訳だけれど、実際、もし自分に
「月が綺麗ですね」を「I love you」の意味として使うような
意中の異性がいたとして、その相手からこんな返しをされたら
もうたまらんって回答を探していたら
もうなんだか胸がキュンキュンしたのでまとめてみた。

有事の際の対応として参考にしていただければ幸いだ。


1.「はい。あなたと見られて、幸せです」

まず、「月が綺麗ですね」が「I love you」の意味であることを
理解していない回答は論外で、またその意味を理解していたとしても
「私も」なんて無粋な回答はいただけない。

月に絡めた告白ならば月に絡めた返しをするのが粋な会話。
愛の告白に対して、一緒にいられて幸せだと返す、実に見事な切り返し。


2.ちょっとビックリした後「ふふっ」と照れ笑い。
　その後、相手を見つめながら「私もそう思っていたところです（にっこり）」

萌ｗｗえｗｗ死ｗｗぬｗｗわｗｗｗｗ


3.「そうね」と言って、そっと寄りかかる。

貴女は大切なものを盗んでいきました。私の･･･心です。


4.「それから？」かな 笑

意味が分かるからこそちゃんと言って欲しい･･･そんなお前が大好きだ！


5.「この口か？この口が言ったのか？」と、言いながら頬をつねる。

あー･･･いちゃいちゃしてぇ。


6.「月は手が届かないほど遠くにあるから、綺麗に見えるんです」

照れるなよ。そんなことないよ。


7.「わたし、死んでもいいよ」

教養の高さを感じさせる鉄板の切り返し。


8.「あなた、死んでもいいよ」

【悲報】俺氏、振られる。



◆参考：Yahoo!知恵袋
「もし、好きな人に『月がきれいですね』と言われたら･･･」 
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1297023402