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撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
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今日は身重のお嫁さんと、
中島みゆきコンサートツアー『縁会2012~3』に行ってきた。

舞台は東京国際フォーラム・ホールA。
コンサートツアーはなんか久し振りだ。

公演中ツアーのセットリストをバラすような
野暮なことをするつもりはないけど、
なんとなく今回は珍しいというか、意外な選曲だなと思った。

2007年のときには、生の『ファイト!』を初めて聴いた。

2010年のときには、夜会でしか聴けないと思っていた「二隻の舟」、
そして、生涯生で聴くことはないと思っていた「時代」を聴いた。

あのときは「ああこのコンサートを最後に引退なんだ」とまで思った。

「時代」は間違いなく中島みゆきを代表する一曲だけど、
川上源一氏の葬儀以降、彼女が公の場で歌うことはないと思っていた。

だからもし聴く機会に恵まれることがあるなら、
それは引退のときだってなんとなく覚悟してた部分もあったから。

「縁会2012~3」のセットリストは、
そういう意味では安心して聴いていられた。

嬉しいような、寂しいような。
変わりゆくもの、それは仕方のないことだけど、
できれば変わって欲しくなかったと思っていたもの。

時間の流れとともに、それが鮮明になる。

新旧、有名無名を混ぜ合わせ、とても懐かしいと感じる曲もあったものの、
普段中島みゆきを聴かないような方でも
聴いたことあるだろうなと感じる曲が多かった気がする。

もちろん悪い意味ではなくてね。

昔からのファンの方と、そして新しくファンになった方と、
これもまた新しいご「縁」と出「会」う、ってことなのだろう。

新しいアルバムも、実家に帰ったときに聴いた程度だったんだけど、
何曲か気になる曲があった。

新しくツアーメンバーとなったバイオリンも良い雰囲気だったな。

そんな訳で、今日はみゆきを聴いて寝るのだ。
おやすみなさいー!

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撃ち抜けないのは美女の心と物事の急所だけさ。

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