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暑かったー、ほんっと暑かった。
去年も暑かったけど、
気温だけなら今年も同じくらい暑かった気がするよ。
荒川の河川敷、約21km。
日差しを遮るものは幹線道路の高架くらいで、
あとは延々、直射日光に晒されつつ走る。
そりゃ日にも焼けるよね。
腕なんて真っ赤になっちゃった。
今年は去年に引き続き2回目の参加。
折り返し地点までは、思ったより楽に走ることができたんだ。
大きかったのは気持ちの部分だと思う。
去年も1度同じコースを走ってるから、
「ここはもう少し続くぞ」とか「これが見えたらもうすぐだ」とか
先が見えない不安ってのは感じなかった。
また、何とかなるだろうって気持ちもあった。
全体としては決して満足いく練習量を確保できた訳ではなかったけど、
本番前に20kmを2本走ったことで体力配分というか、
この地点でこれならたぶん大丈夫って手ごたえがあった。
そういう意味で気持ちがすごく楽だったんだろう。
折り返し地点が近くなると、
今度は一緒に参加したつきっこメンバーの顔を探しながら走った。
向こうから走ってくる仲間の顔を見ると嬉しくて、
思いっきりハイタッチして、元気を貰って。
徐々に足を前に出すのもしんどくなってきたけれど、
もうちょい、もうちょいだけ頑張ろうって思いながら走った。
でも、12~13km地点くらいでメンバー全員とすれ違い終わると、
ガクっとペースが落ちてしまった。
もう頑張っても誰もいないのかぁって思うと、
何となく張り合いがなくなっちゃって。
急に「日差し強い」とか「給水所まだか」とか余計なことを考え始め、
仕舞いにはタイムを逆算して「あ、これなら歩いてもゴールできる」
なんて思ったら最後、足が前に出なくなっちゃった。
そこからはもう騙し合いの世界。
去年のつくばマラソンの標識で、
「一番だましやすい人間は、すなわち自分自身である」
なんて言葉を思い出して、
よっしゃオレもう何も考えずに騙されろとか思いつつ
歩いたり、走ったりを繰り返した。
そんな状態でラスト1.5キロ地点、
moonさんの姿を見たときは嬉しかったな。
遠くからチームののぼりが見えてきて、
「桶さん!」ってすっごい手を振ってくれて。
よっしゃ帰ってきたぞって思った。
あと少しだ、頑張ろうって。
あ、でもここだけの話、ちょっと「出迎え早過ぎwwww」とも思った。
実を言うと、スパートはあと500m先まで取っておこうと思ってて。
もー、うちのリーダーってば飴とムチの使い方が上手いんだからww
ゴール手前では、先にゴールした皆が沿道で応援して待っててくれた。
もちろんハイタッチしながら通り過ぎて、
一気にゴールまで駆け抜・・・嘘、ちょっとだけ歩いたけど。
すぐ気持ちを切り替えて走りだした。
ここは踏ん張りどころ、あと少しなんだって思うと自然と体も動く。
ゴールではガッツポーズしたよ。
久し振りに「やったぜ!」って思った。
ああ、やっぱこの瞬間たまらんなって。
そしていろんなことが頭をよぎったけど、
すぐに御褒美の打ち上げのことを思った。
よし、これで今日は気分良く飲めるぜっ!って感じw
タートルマラソンの最大の楽しみは、
やっぱり河川敷でやる打ち上げだと思う。
みんながゴールし終わった後、
シートの上に腰をおろして円く囲んでの乾杯!
クーラーボックスの中でキンキンに冷えたビールを喉に流し込む。
くっはー!美味めええええええええ!!!!
自分が頑張ったご褒美。
達成感を肴に、苦楽を共にした仲間と飲む酒の美味しさったらないよね。
これ以上の魔法のスパイスを、今のところ自分は知らない。
今年もまたいろんな写真を撮った。
今度はその写真を肴に、また酒が進んじゃうね。
今年もまた、素敵な1日だった。
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