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撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
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ハンガー・ゲーム

観たよ。

この類の作品はあんまり観ないのだけど、
意中の作品がまだ新作枠だったので借りてきた。

一言で書けば『バトル・ロワイアル』のアメリカ版。
さらに書くなら『死のロングウォーク』のファンタジー版。

「生存確率1/24」
12の地区から選出された12歳から18歳までの男女各1人ずつが
最後の1人になるまで殺し合う「ハンガー・ゲーム」。

その様子は全国にテレビで中継され、
エンターテイメント性が増すと判断されれば
ゲームマスターは広大な野外競技場内を自在に操れるだけでなく、
ときにルールの変更も許される。

設定そのものは特段目新しいものではなく、
また物語の進行もまぁそうだよなって方向にすすんでいく。

もっとも残念だったのは、エンターテイメント性を演出するはずの
ゲームマスターの判断というかアイディアが
実に分かりやすいというか安易というか、
それをやっちゃ興ざめだよなって選択をするところ。

何でもありのギミックを持っているだけに、
「なるほどそうきたか!」と思えるような妙案的なものがあれば
この手の設定はもっとずっと面白くなると思うのだけど。

個人的にはヴィンチェンゾ・ナタリ監督の『CUBE』で感じたような
ヒリつくような緊張感のあるサバイバルゲームを想像していたのだけど、
そんな期待は見事に裏切られたってのが率直な感想。

もしよかったらレンタルでよいので観てみて欲しい。
『ハンガー・ゲーム』ではなく『CUBE』の方を…って、あれ?


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