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撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
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※この記事は、2011年02月15日にmixiで投稿したものを転載したものです。



2月最初の日曜日、嫁と一泊の京都旅行に行ってきました。

当日、珍しく早起きした私と嫁は午前のうちに京都入り。
京都駅から奈良線に乗り換え、
まずは最初の目的地「伏見稲荷大社」のある稲荷駅へ。

「伏見稲荷大社」は、全国約4万社の稲荷神社の総本宮とされており、
JR東海のCMでおなじみ、有名な“千本鳥居”があるところです。

午前中ということもあり、参拝客もまだまばら。

千本どころか数千本はあるであろう赤い鳥居のトンネルは、
まさに異世界への入り口を思わせる独特の雰囲気。

後から調べて知った話ですが、本殿すぐにある“千本鳥居”から
稲荷山の最高峰“一ノ峰”まで続くその巡礼コースは
全長4kmもあるそうです。

私は着替えやら何やらの入った大きなキャリーケースを
担いだまま挑戦したのですが、
ろくな下調べもせず、軽い気持ちで向かったが最後、
本気で足腰が悲鳴をあげ死にそうなったので途中で断念しました。

あのまま続けていたら、リアル異世界への入口になっていたことでしょう。
旅行先の下調べは大事ですね(ノД`)

また、“千本鳥居”を抜けてすぐ、通称“奥の院”と呼ばれる場所に、
一対の石灯篭がありました。

「おもかる石」の名で親しまれているこの石灯篭は、
願い事をしたのち、その頭の部分を持ち上げて、そのときに感じる重さが、
予想よりも軽ければ願い事が叶い、
重ければ叶い難いとする試し石なんだそうです。

もちろん私も挑戦してみましたが、まぁこの石の重いこと重いこと(笑)
人生楽観的に考えちゃいかんってことなのかな(´・∀・`)

下山がてらそのへんの横道も散策したのですが、
どこもかしこも雰囲気のある道で、
ここだけでも京都に来て良かったと思いました。

その後、稲荷駅からホテルのある二条駅へ移動。
ホテルまでの道すがら、無料開放されている庭園(神泉苑)で一休み。

ホテルで荷物を預け、チェックインを済ましたら、
再び京都散策に乗り出します。我ながらタフだと思います。

国の重要文化財に指定されている「相國寺」を手始めに、
雰囲気のある周囲の建物を愛でつつ、移動します。



 

広大な敷地を持つ「京都御所」。

尻が可愛い「護王神社」。

この猪を激写していたら、これを見た嫁がポツリ。

「この子オスだわ」

・・・なぜそこに目が行くかな。

んでもって、何となく撮らない理由が見当たらない気がして
しっかり撮影した「聖アグネス協会」などを巡り、

本日のメインイベント、笹川美和のコンサートが開かれる、
重要文化財「京都府庁旧館」に到着。

少し時間は短めでしたけど、
歴史ある空間に響く弾き語りの生声は最高でした♪

少し遅めの晩飯は、80年前の銭湯を改装した珍しいお店「さらさ西陣」。
アニメ『けいおん!』でも登場した場所のようで、
ファンの方にとっては“聖地”と呼ばれているそうです。

場所が場所だけに奇を衒った創作料理が出てくると思っていたのですが、
出てくるもの出てくるもの普通に美味しかったです(*´д`*)


そんな感じで早くも2日目。
翌朝は、朝イチでホテルすぐ近くの世界遺産「二条城」へ。

「二条城」は、国宝である“二の丸御殿”はもちろんなのですが、
その裏手に広がる庭園も素敵でした。
途中でお抹茶を点ててくれる場所があったので、もちろん一服。

修学旅行でも来た覚えがありますが、
当時とは見る場所も楽しめる場所も変わってきてるのが新鮮でした。


続いては、個人的に大好きな「慈照寺」。いわゆる“銀閣寺”です。

建物の地味さ加減もさることながら、
“苔好き”を名乗る者としては、この裏手の庭園は見逃せないでしょう。

まさに“萌(もえ)”です、萌々です。
新緑の季節とか本気でやばいと思います。

・・・まぁ私自身は“苔好き”を名乗ったことは一度もありませんが、
それでも良かったです。

また、「慈照寺」周辺には、拝観無料の“山寺”が点在していました。
散策がてら巡ってみましたが、非常に趣のある場所ばかり。

中でも“哲学の道”近くにある「法然院」の山門は見事でした。
わりと有名なようで観光客もちらほら。

一見の価値ありだと思います(*´д`*)

なお、「法然院」近くには廃車やブランコなんかがあって、
これもまた何ともいえない感じでした。

ちなみに遊んでるのは嫁です・・・どうしてくれよう。

その後は、バスで「清水寺」へ移動。

本堂のイメージしかなかったため、入口の“三重の塔”を見て、
あれ?こんな場所だったっけと思うのは私だけではないと信じたいです。

さすがに有名な場所なだけあって騒がしい観光客も多く、
風情を楽しむって感じではなかったのが少し残念でした。

あと、“清水”の語源ともなり名水の誉れ高い“音羽の滝”は、
正直そんなに美味しくなかったです。配管がサビちゃってるのかも。


その後は、予定ではお店が立ち並ぶ清水道で
お土産でも買って帰るつもりだったのですが、
途中でふと立ち寄った「安祥院」の山桜が目にとまり撮影していたところ、


近くで煙草をくゆらせていた住職さんに
「お若いのに撮影する場所が渋すぎる」と何故か仲良くなりまして、
「産寧坂(三年坂)」のおすすめスポットを教えてもらいました。

なんでもこの時期の「安祥院」に日本人観光客が来るのは珍しいらしく、
また↑の右側の写真ような、
住職曰く“無作為の自然美”みたいな場所に目が行くのは
海外の観光客ばかりなんだそうで、もったいないよなぁ~とおしゃってました。

何がキッカケとなりご縁ができるかなんて、本当に分からないものです。


そんな訳で、「産寧坂」周辺を散策。

パワースポットと噂の「高台寺」境内を巡ったり、

“一見さんお断り”の香りがプンプンする料亭が立ち並ぶ「石塀小道」で
金バッジを付けた謎の集団とすれ違ったりしました(かなりビビった)。

そのままの流れで、近くの「八坂神社」にも立ち寄りました。
夕闇色に染まる空を見上げたときの飛行機雲がなんとなく綺麗でした。

「八坂神社」からはタクシーで京都駅へ。
新幹線の中で駅弁をたらふく食べながら、帰路につきました。

久し振りになんか充実した旅行ができたなって感じで面白かったです。
「安祥院」の住職さんに、桜の季節になったらまたおいでって言われたので、
調子に乗ってまた行きたいと考えています(笑)


・・・あ、あと、コイツ何かワビサビわかってる風の日記で
格好つけてるとか思われると困るので、
移動中は常にモンハン片手に「狩らないか?」と
言い続けていたと最後に記しておきます。

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