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2年に一度の祭典、ファミコンバンド 11th Live に行ってきた。
ファミコンバンド(=FCB)とは、
誰もが夢中になった懐かしのゲームミュージックを
寸劇とともにオーケストラの編成で奏でるゲームバンド集団のこと。
昨今でこそゲームミュージックのオーケストラは珍しくないけれど、
寸劇とオーケストラを交えた独特の舞台は彼らならでは。
ゲームバンド華やかなりし昨今の、
その先駆けともいえる存在だ。
前回 10th Live のときも思ったけど、
曲のひとつひとつに思い入れや愛情が溢れたその舞台は
観る者と演る者とが一体となれる本当に素敵な公演だと思う。
最初から最後まで笑わせていただきましたよ。
Liveは1面、2面、3面の3部構成。
1面はSEGA、任天堂の楽曲を中心に、
寸劇とともにフルオーケストラが奏でるライブステージ。
これぞファミコンバンド、
「檄!帝国華劇団」から「ファイアーエンブレム」、
そして「MOTHER」に至る流れは最高だった。
2面はチープ&マニアックステージと称して、
Liveというより寸劇色が非常に強い。
お馴染みルート16ターボは「ドラクエⅣ」の世界を再現、
もうひとつは歴代屈指の完成度だった「ときめきメモリアル」、
パズル、野球ゲームのあるある劇と相まって、最高に笑わせてもらった。
そして締めの3面はガラリと雰囲気を変えたシンフォニックステージ。
90年代のFCパズルゲーム「ソルスティス」から始まり、
30分超の大作「ファイナルファンタジーⅤ」メドレーの盛り上がりが凄い。
鳴りやまない拍手の中で始まった最後のボーナスステージ、
マリオやスペランカーに代表される、いろんなキャラの即死シーンを再現した
「即死メドレー」も最高に楽しかった。
FCBの魅力は、きっとこの振り幅の広さなんだと思う。
ただ単にゲームミュージックをオーケストラで奏でるだけじゃない。
ただ単にゲームの一場面を寸劇で再現するだけじゃない。
そのそれぞれが組み合わさって、
FCBならではの魅力ある舞台が生み出される。
誰もが愛してやまなかった、ドット絵のキャラクターたち。
例えクソゲーだと半ば自覚していても、
決して認めたくなくて必死にやりこんだあのゲーム、
あの頃の思い出は、今なお人々をこんなにも魅了するんだ。
そんな愛情溢れるステージを、ありがとう。
心から感謝の気持ちを、FCBの皆様へ。
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