忍者ブログ
撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2年に一度の祭典、ファミコンバンド 11th Live に行ってきた。

ファミコンバンド(=FCB)とは、
誰もが夢中になった懐かしのゲームミュージックを
寸劇とともにオーケストラの編成で奏でるゲームバンド集団のこと。

昨今でこそゲームミュージックのオーケストラは珍しくないけれど、
寸劇とオーケストラを交えた独特の舞台は彼らならでは。

ゲームバンド華やかなりし昨今の、
その先駆けともいえる存在だ。

前回 10th Live のときも思ったけど、
曲のひとつひとつに思い入れや愛情が溢れたその舞台は
観る者と演る者とが一体となれる本当に素敵な公演だと思う。

最初から最後まで笑わせていただきましたよ。


Liveは1面、2面、3面の3部構成。

1面はSEGA、任天堂の楽曲を中心に、
寸劇とともにフルオーケストラが奏でるライブステージ。

これぞファミコンバンド、
「檄!帝国華劇団」から「ファイアーエンブレム」、
そして「MOTHER」に至る流れは最高だった。

2面はチープ&マニアックステージと称して、
Liveというより寸劇色が非常に強い。

お馴染みルート16ターボは「ドラクエⅣ」の世界を再現、
もうひとつは歴代屈指の完成度だった「ときめきメモリアル」、
パズル、野球ゲームのあるある劇と相まって、最高に笑わせてもらった。

そして締めの3面はガラリと雰囲気を変えたシンフォニックステージ。

90年代のFCパズルゲーム「ソルスティス」から始まり、
30分超の大作「ファイナルファンタジーⅤ」メドレーの盛り上がりが凄い。

鳴りやまない拍手の中で始まった最後のボーナスステージ、
マリオやスペランカーに代表される、いろんなキャラの即死シーンを再現した
「即死メドレー」も最高に楽しかった。

FCBの魅力は、きっとこの振り幅の広さなんだと思う。

ただ単にゲームミュージックをオーケストラで奏でるだけじゃない。
ただ単にゲームの一場面を寸劇で再現するだけじゃない。

そのそれぞれが組み合わさって、
FCBならではの魅力ある舞台が生み出される。

誰もが愛してやまなかった、ドット絵のキャラクターたち。

例えクソゲーだと半ば自覚していても、
決して認めたくなくて必死にやりこんだあのゲーム、
あの頃の思い出は、今なお人々をこんなにも魅了するんだ。

そんな愛情溢れるステージを、ありがとう。
心から感謝の気持ちを、FCBの皆様へ。

PR
PR
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

HN:桶屋が儲かる

多感な青春時代に
伊集院光を聞き育つ。

撃ち抜けないのは美女の心と物事の急所だけさ。

since 2012.6.21
カウンター
ブログ内検索
PR2

Template by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]