撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
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山小屋が見えなくなるほど
急にガスってきたなと思ったら突然の雷雨。
山の天気は変わりやすい…を身をもって味わう。
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日が落ちる。
今日が終わる。
最高の1日だった。
ゆうこさんが持ってきたラーメンがめちゃめちゃ美味しくて、
その残り汁で雑炊を作ったらそれもう
ごく控えめに評価しても「最&高」なんじゃないかって話になったんだけど、
残念ながら雑炊を作る前に盛大に鍋をひっくりかえしましてね。
てなわけで、これはこのままでは眠れないと
食べきれなかった食材をいろいろ煮詰めて食べてみた。
結論「山で食べるからと言って全部が全部美味しく感じるわけじゃない」。
今回、お燗付け用にと思って持ってきたお酒はコレ。
京都府にある木下酒造が醸す長期熟成酒
「玉川 Time Machine ビンテージ」。
干し葡萄やイチジクを思わせる、甘くまろやかで優しい1本。
その味わいが疲れた体にもってこいかなと思ってセレクトしてみた。
山は数百年の時を超え、時代を超えていつでもそこにあり、
そのままの姿で悠然と、その変わらぬ魅力で人々を魅了し続けていて、
そこをいろんな人がいろんな形でいろんなタイミングで訪れては、
今通ったその道を歩き、今過ごした場所で体を休めている。
昨日ここにいた人もきっとこの景色を見ていただろう。
100年前の人も、ひょっとしたら1,000年前の人も、
同じようにこの場所で、同じようにゆったりと落ちる
壮大な夕日を眺めていたに違いない。
世代も年齢も性別もバラバラで、縁も面識も全然ないんだけど、
その人が、そのとき、この場所で、きっと同じように
同じような景色を見ながら、同じように過ごしている。
そこに感じる、なんとも不思議な親近感。
世代を超えた、時間を超えた共通体験。
変な話だけど、今、僕は子供にほとんど会えていないんだけど、
もしいつか将来、僕の子供がこの山に登り、この景色を感じたあとで、
何かの拍子で僕がその山に登ったことがあることを知ったら、
自分の父親が、そのときの自分と似たような体験をきっとして、
あの道を乗り越え、同じような景色を見て、
同じように過ごしていたんだろうと想像してくれたとしたら、
そのときは、本当に変な話なんだけど、まったく一緒に過ごしてないんだけど、
そのとき僕らはきっと一緒に過ごしてるような、
隣で過ごしているかのような気がするんじゃないかと思うんだ。
なんとなくだけど、全然うまく言えないんだけど、
山ってホントすげーなって、言葉にできないくらい最高だなって、
今年もここれに来れて良かったなって、心の底からそう思うんです。
あの山頂にアタックします。
もうちょっと待っててね。
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