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撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
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父親の行きつけのお店らしい。
山奥の一軒家で趣味でやってる感じ。

美味しい。
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みんな大きな荷物を抱えてら。
手ぶらで来てるのは自分くらい。

今日は日帰りで静岡に行くことにした。


出発前、日本国内の空港で両替した約1万円分の中国元。
円安の影響もあって換算レートは21.08円だったはず。

とりあえず丸腰では何かあったとき不安なので
空港で少しだけ両替して、あとはレートの良い
現地の銀行で両替すればいいやと思っていた。

でも結局向こうで銀行には寄らず、現金も一銭も使わずに帰国した。
両替した分はそっくりそのまま手元に残ってる。

というのも、中国には割り勘って文化はないらしいんだ。
誰か1人、もしくは1家族、単位はまちまちだけど、
基本的にはもてなす側がおごるのが普通らしい。

これにはいくつか理由があって、
おごる側としては面子が保てる、見栄を張れるってのがあり、
逆におごられる側はその借りを返すため
次の食事を誘いやすくなるからだそうだ。

割り勘は確かにフェアだけど、その時点でチャラにしちゃったら
次に誘う大義名分がないでしょうって発想らしい。
食事を通して人間関係を構築する中国人らしい考え方だと思う。

そんなもんだから、実は今回、ガイドをしてくれた
王さんが食費から交通費から入場料から
何から何まで全部支払ってくれたのね。

もちろん航空券やホテル代は最初に自分が出してるのだけど(マイルで)、
それ以外の現地での精算は全部向こう持ち。
どんなに払うよって言っても受け取って貰えなかった。
おかげで現地では全くもって何も支払ってない。

別れ際に日本から持ってきたお土産を渡したのだけど、
そんなもんじゃ今回の恩は返せないから
今度日本に遊びに来るときは絶対にオレがもてなすからねと
堅く約束をして帰ってきた。

向こうも社交辞令かもだけどそれを快諾してくれ、
そのときは必ず連絡しますねと言ってくれた。

なんかね、こういうのもアリだなって凄く思ったよ。
最初、王さんはあくまで友人の友人の関係でしかなかったのだけど、
そんなやりとりしているうちに、気が付けばオレの友人でもあるんだよね。

もちろん心の奥底ではいろいろ思うこともあるだろうし
様々な人間関係が絡むとまた面倒なこともあるだろうけど、
次に交流する大義名分がお互いの納得のもとで
自然と構築できるのは素晴らしいことだと思う。

これも長い歴史の中で培われた知恵なのかもね。


無事、帰りました。
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撃ち抜けないのは美女の心と物事の急所だけさ。

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