撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
今朝、満員電車に揺れれているときの話。
スマホを触れることすら難しいほど身動きの取れない車内で、
どこからともなく非常にかぐわしい香りが漂ってきた。
花粉症対策でマスクをしている僕ですら「うお…」となるようなレベルで、
当然のように周囲の人たちも同じモノを感知しているらしく
少しずつ車内がざわつき始めるほど猛烈で強烈な香り。
どうやら近くの人が壮絶なすかしっ屁をこいたらしい。
幸いその場に居合わせた誰もが良い大人なので
文句を口に出す人はいなかったが、
皆明らかにもぞもぞと言葉にならない抵抗を始める。
車内には僕じゃない、私じゃないと自身の身の潔白を証明するかのような
どこからともなく始まる犯人捜しの視線が飛び交い、
運が良いのか悪いのか、座席に座れたことで新鮮な空気と混ざり
拡散される前に「それ」の直撃を受けてしまった一番の被害者たちが
顔をしかめながらLINEをしている様子が伺える。
きっと「超臭いんだけど」などと誰かに送っているのだろう。
次の駅に着くまでの数分間がいつまでも続く永遠のように感じられたとき、
ふと隣りにいる女性の耳が真っ赤になっていることに気が付く。
犯 人 は お 前 か 。
きっと体調でも悪くされていたのでしょうね。
僕が今まで嗅いだありとあらゆる屁の中であなたの香りがダントツでした。
きっと僕ら以上に生きた心地がしなかったでしょう。
フォローも何もできないのですが、あの香りは腸内が戦ってきた何より証拠。
胸を張って生きて下さい。
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