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1988年に映像化された大友克洋による近未来SFコミック劇場版。
総セル画枚数15万枚、
にもかかわらず、それら全てが手書きというお化け映画だ。
舞台は2020年の東京オリンピック開催を目前に控えた2019年。
もし今回のオリンピック招致が成功すれば
あと数年で漫画の設定と同じ舞台が揃うんだね。
最初にこの映画を観たのは高校の頃、
正直その当時は何が起きてるのかピンと来なかったのだけど、
原作を読み返してから観たらもう面白くて面白くて。
原作と劇場版とで若干設定も違うんだよね。
「古き良き時代」とかそんな野暮なことを言うつもり無いけれど、
当時の最高の技術と情熱が詰まった124分は何度観ても惹きこまれる。
SOLとかね、もう衛星軌道上からのレーザー兵器って発想にも痺れるけど、
何よりデザインがもう泣きそうなくらいカッコイイ。
何だかんだ人殺しの道具だから手放しで称賛はしないけど、
機能性と効率性を追い求めるとこの形しかないってフォルムは、
悔しいけど美しい。
環境に適応する生物の進化に近いのかな、
餞別と淘汰の先にある「最適美」ってものなのかもしれない。
中でも一番好きなのは金田のあの赤いバイク。
無駄なものだらけなのに、無駄なものが一切ない、
そんな矛盾しまくっているあのバランスが素敵過ぎる。
実際にあったらたぶんダサいんだろうけど、
二次元ならではのバイクとして、今なお最高峰にイカしてると思う。
7月20日公開の映画「SHORT PEACE」に先駆けて
何年振りだろうね、先日地上波で放送してたけど、やっぱイイよ。
荒廃した未来の湾岸道路をあれでぶっ飛ばしたい。
単車の免許持ってないけど。
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