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1996年にカプコンから発売された「バイオハザード」ってゲームがある。
サバイバルホラーというゲームジャンルを世に知らしめた不朽の名作であり、
今もなお様々な形でシリーズ化され、映画化もされ、
いずれもキラータイトルとして根強い人気を誇る名作だ。
これ、初めてプレイしたときの衝撃ったらなかったよね。
古びた洋館に閉じ込められた特殊部隊の隊員たち、
何が起きているのかも理解できないまま、
悪夢のような出来事が次々と襲いかかる。
「バイオハザード」シリーズは何作かやったのだけど、
やっぱり個人的には第一作目の雰囲気がたまらなく好き。
その角を曲がった先に何かがいるかもしれない恐怖、
BGMともいえないような思わせぶりな音楽に、
読み込み時間を逆手に取った「扉を開く」演出なんてもう最高。
とにかく手に汗握りながら夢中になって遊んだよ。
ただ、シリーズを重ねるにつれて徐々にアクション寄りにというか、
スプラッタな感じをより強く出していってしまったことで
大好きだった手に汗握る緊張感みたいなものは逆に薄れてしまい、
最近はとんと御無沙汰になってしまった。
自分が好きだったのはスプラッタな方向じゃなくて、
よくわからない場所にいることの信じられないくらいの心細さというか、
何が起きているのか理解できない恐怖というか、
一歩間違えればこの闇夜に飲みこまれてしまうような、
そんな緊張感みたいな雰囲気の方だったんだ。
もちろん、これはあくまでゲーム、市場あってのことだから、
アクションやスプラッタな方向に進むことが
決して間違っていることとは思わない。
現にそのジャンルの愛好家が多いことは知られているし、
事実、シリーズは全世界で5,000万本以上売れている訳だしね。
でも、やっぱり自分が興味を持てないものについては
無理をしてまで時間を作ろうとは思えなくてさ。
「バイオハザード」の最近の作品なんてもう、どちらかといえば
ゾンビ相手のガンシューティングみたいになってるじゃない?
きっとやれば間違いなく面白いんだろうし、
実際にゲームとして凄く評価されてるってのは分かるのだけど、でも、
その評価をしている「層」が自分と同じ視点で評価しているとは思えないし、
不思議と、本当にどうしようもなく惹かれないんだ。
そういう意味では初代バイオと同時期に発売された「エネミー・ゼロ」や
「零~紅い蝶~」ってゲームの方が個人的に好きだ。
当然、これらにクソゲーって評価があるのは知ってるし、
実際のところ「バイオハザード」とは比べるべくもなく売れてないんだけど、
でも、個人的にやりたいのはこっち側のジャンル。
これならいくらでも時間を作るし、いくらでも遊びたいと思うよ。
「サイレント・ヒル」や「サイレン」はそういう意味でどうなんだろう?
このへん、ちょっと食わず嫌いみたいなところがなくもない。
でもどうなのかな、誰かが探し当てた金脈に群がる様な、
愛好家に媚びるようなゲームにはもう飽きたよ。
それこそファミコン黎明期のような、新しいジャンルを掘り起こすような
新しい遊び方を提案するような発想のもとで遊びたい。
Xbox One や PS4 はそれらを育む新たなプラットフォームになりえるかな?
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