撃ち抜けないのは、美女の心と物事の急所だけさ。
たぶん彼女は自身が知らない世界を見せてくれたり、
自身を高めてくれる何かを提供できる相手を求めていて、
一緒に過ごす相手にその引き出しの有無を、可能性を探してる。
「彼女が好きそうな何か」ではなくて、
「彼女に必要そうな何か」を与えてくれる人を探してる。
彼女と最初に話したときから、なんとなくそう感じていた。
ただ最初っから好意を持っていた訳じゃなくて、
むしろ最初の印象はあまり良いものではなくて、
でも不思議な事にあれから1年以上が経って、
最近、自分が彼女にできることって何があるのだろうと
なんとなく考えるようになってきた。
仲間と100kmを歩いたあとの達成感とか、富士山頂から見る景色とか、
彼女が知らなそうな素晴らしいものを自分は経験しているけれど、
彼女はたぶんそういうの絶対にやらないんだろうなと思って
今まで誘ってもいなければ、そんな話をしたこともない。
上手く話せる自信もないし、話して伝わるものでもない気もするし。
でも、たぶんきっと、彼女がオレ以外の誰かと
突然富士山に登ったとしたら、それはもう死ぬほど悔しい。
彼女が、自分以外の誰かとその瞬間を共有することが、
自分でも少し勇気を出せば共有できたかもしれないものが、
他の誰かの手によって彼女の思い出に残る。
それは、なんか嫌だ。
彼女に対して、もう1歩踏み込んで、
自分が最高だと感じたものを、今の自分が彼女に提供できるものを、
もっと自信を持って「これが僕で、これが僕の与えられるもの全てです」と、
そう言える男に自分はなれるのだろうか。
彼女に言い寄ってくる男は多いけど、
「それをライバルだと思ってるのはあなただけだよ」と
彼女の友達に言われたことがある。
そのあと「彼女は一人が好きだから、他の人とあんなに食事に行かない」と
言われて少し嬉しく感じたこともあるのだけど、
さらにそのあと「他の人はみんなあなたより自信もお金も持ってるから、
誰もあなたのことを気にしてない」とも言われて凹んだこともある。
もしかしておれ、彼女のこと好きなのかな。
自分がどうしたいのか、よくわからない。
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