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※この記事は、2010年12月29日にmixiで投稿したものを転載したものです。
リアル脱出ゲームに参加してきました!
リアル脱出ゲームとは、さまざまなアイテム、暗号、パズルを解き明かし、
制限時間内に閉ざされた空間から脱出を試みる、
ユーザー参加型の謎解きイベントです。
過去私も何度となく挑戦しては跳ね返されてきた、
例のお馴染みのイベントですね。
→「夜の遊園地からの脱出」~ネタバレレポート前篇~
→「ファッションショーの華麗な秘密」ネタバレレポート
→ろじぱら3rdイベント「ヘンタイからの脱出」に参加してきました
今回の舞台はなんと「明治神宮野球場」。
プロ野球、東京ヤクルトスワローズの本拠地であり、
六大学野球の主要球場でもあります。
野球ファンにとっては、まさに「野球の聖地」といえる球場です。
そんな舞台でテンションが上がらない訳がない(*≧▽≦*)
というわけで、さっそく謎解きレポートいってみましょう!!
(※ご注意)以下の内容について、あらかじめご了承ください。
・内容には謎解きのネタバレが含まれています。
過去の公演がリバイバルで公演されることもあるので、
読まれる際はご覚悟を。
・記憶をもとに再現しているため実際の内容と異なる部分もあります。
・長文であり、かつ写真を用いているため、
パソコンで読まれることをおすすめします。
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東京リアル脱出ゲーム vol.7
「あるスタジアムからの脱出 ー9回裏に起こった奇跡ー」
~ 逆転サヨナラで 脱出してやろうと思ったのだ。 ~
プレイボールのかけ声の後、じりじりと点差は開きチームは敗色濃厚。
ナインにも疲れがにじんでいる。
しかし、まだ逆転のチャンスはある。
この難局を脱出し、逆転サヨナラ勝ちをしてやろう。
球場内に隠されたさまざまな謎を解き明かし、隅から隅まで探索し、
あなたはこの終わらないゲームから脱出することが出来るだろうか?
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当日は目の覚めるような快晴。
前回の野外公演(夜の遊園地)では大雨の中えらい目にあいましたが、
見上げれば雲ひとつない青空が広がっています。素敵。
会場に入ると、まずはいつも通り封筒と筆記具、
それと防寒対策にホッカイロが手渡され、
バックネット裏の観客席に案内されます。
正面のスコアボード(電光掲示板)には架空野球チームである
【怪盗団】と【探偵局】のチーム名が表示され、その下、外野側フェンスには
【東京リアル脱出ゲームvol.7 あるスタジアムからの脱出】
と一文字ずつ書かれた白いパネルと、
それと呼応するように外野スタンド後方の壁面に
【A】~【X】のアルファベット24文字が書かれた青いパネルが見えます。
「ふっ・・・SCRAPさんよ、あンた、背中が煤けてるぜ・・・」
ボールペンを指に挟み、頬杖をつくような仕草の奥から目を光らせながら、
これも謎解きに使うヒントなんだろう・・・と、
どや顔で一通りメモを取りつつ開始を待つことに。
そして開演直前、今回のスターティングメンバーがアナウンスされ、
スコアボードに次々に表示されていきます。
イイネ、イイネ、テンション上がるね!!
アナウンスが終わると司会のSCRAP代表、加藤さんが拍手とともに登場、
今回のルールと注意事項の説明が始まりました。
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1.走ったりしたくなるシーンがあるのは知っている。
でも、なるべく走らないように。安全でこそ異世界の旅は楽しい。
2.柵の中や立ち入り禁止の看板の中には何のヒントも隠されていない。
広大なスタジアム内、それ以外の場所を探すことをお勧めする。
3.会場内のモノを持ち上げたり移動させたりする必要はない。
触ってみるくらいはいいけれど、そこには何の情報も隠されていない。
4.謎を解き明かし、最後の鍵を見つけ出せ。
しかし、鍵は形のあるものとは限らない。
5.今回は制限時間と時間経過の提示はない。
電光掲示板で試合進行を確認すべし。
9回裏で試合が終われば、我々に残された時間はごくわずかである。
6.最後にヒントをふたつ。
世のヒーローは、どんなに強くとも第一話ではラスボスを倒さない。
彼ら(彼女ら)はかならず最後の最後に大逆転をして勝つ。
大切なのはただ脱出することではなく、最後まで諦めないことだ。
9回裏には、奇跡が起きるものである。
そして、「日本野球機構」が設立してからおよそ80年。
多くのプレイヤーが活躍し、世代を超えて応援したいスターも誕生した。
いつの時代も大切なのは【親子の絆】。
親と子が一緒になって応援する姿は良いものだ。
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やはり気になるのは最後のヒント。
9回裏に何かが起きるフラグがビンビンに立っています。
さぁ、いよいよ今年最後のリアル脱出ゲームのスタートです!
まずは手元のヒントの確認から。
開始の合図とともに封筒の中身を確認すると、
問題用紙と、場内マップが1枚ずつ入っていました。
問題用紙の内容は以下の通り。
Ⅰ. 子供の電光掲示板
Ⅱ. 2F席の1番上から外を見下ろせ
Ⅲ. 1塁側コンコースつきあたり
Ⅳ. 1塁側YEBISUから上へのぼれ
Ⅴ. 3塁側ロッカールーム
Ⅵ.「TOSHIBA」の前を見ろ
Ⅶ. ライトポールの下
Ⅷ. 3塁側ブルペン控え室
Ⅸ. これを見つけたら、光を読み返せ
Ⅹ. とうきょうでこまるはすまいがあるのもしもさあじさいあんぱんふたつを
たべるだいすきっこだけしるのしゅるいはつもるすぐにあきちのそとで
Ⅸ、Ⅹの意味は分からないものの、
それ以外の問題文や場内マップを渡された点を加味するに、
まずはスタジアム内を散策して、ヒントを集めていく謎解きパターンと判断。
そうと決まれば、さっそく移動開始。
パッと見で分かりやすいところから、
一塁側からぐるっとまわって情報収集することに。
【Ⅳ. 1塁側YEBISUから上へのぼれ】
1塁側のYEBISUの看板を目印に内野スタンド内を移動すると、
防球ネットにヒントと思わしきボードを発見。
Ⅳ. 8 - 怪
【Ⅶ. ライトポールの下】
ライトポールの下に何やら張り紙があるのが確認できるものの、
内野スタンドからでは死角になっており、内容が把握できないため後回し。
そこで、次のコンコースに移動しようと球場内の階段を探していたとき、
バックネット裏の観客席の真上に目をやると、
最初案内された座席の位置からは死角になっていた雨よけの上に
小さな電光掲示板を発見。
Ⅰ. 1 - 探
なるほど、これが【Ⅰ. 子供の電光掲示板】に該当するヒントってことか。
早くも2つ目のヒントをゲット!
【Ⅲ. 1塁側コンコースつきあたり】
続いて内野スタンドからコンコースに降りて、つきあたりに移動。
するとすぐに3つ目となるヒントを発見。
Ⅲ. 4 - 盗
【Ⅱ. 2F席の1番上から外を見下ろせ】
今度はコンコースからバックネット上部の2階席に移動。
問題文の指示は外、つまりは球場の外を急いで確認する・・・と、
球場の外に停車していたバンの上に、4つ目のヒントを発見。
Ⅱ. 9 - 局
一度念のためスコアボードを確認して時間の経過も確認すると、
試合は早くも3回を終了。
順調なのかそうでないのか・・・とにかく次のヒントへ急がねば!
【Ⅴ. 3塁側ロッカールーム】
2階席から再びコンコースに降り、3塁側ロッカールームへ急行。
すぐに人だかりを発見し、中に入って確認すると5つ目のヒントを発見。
Ⅴ. 6 - 団
すぐに次のヒント【Ⅷ. 3塁側ブルペン控え室】方向へ向かいます。
その途中、コンコースから内野スタンドへ移動する階段の先、
外野席へ抜ける通路の場所に“いかにも”な【救護室】を発見。
恐らく外野席へのゲートになっているのでしょう。
しかしながら現時点では通過できないので、泣く泣く無視!
逸る気持ちを抑えつつ3塁側内野スタンドに出て、
ブルペン控え室を確認します。
ところが、これもライトポールの下と同様、
スタンドからは死角になっているため、ヒントが確認できません。
えいくそ!これも後回し!
【Ⅵ.「TOSHIBA」の前を見ろ】
続いて「TOSHIBA」の謎。
「TOSHIBA」といえばすぐにスコアボードの下にある広告が目に入ります。
・・・が、よく見ると外野スタンドにぽつぽつと人が歩いており、
皆一様に「TOSHIBA」看板がある位置へ移動しているのが見えました。
どうやらこれは、外野席へ移動しなければ確認できないヒントのようです。
となれば、残るヒントは【Ⅸ】と【Ⅹ】の2つ。
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Ⅸ. これを見つけたら、光を読み返せ
Ⅹ. とうきょうでこまるはすまいがあるのもしもさあじさいあんぱんふたつを
たべるだいすきっこだけしるのしゅるいはつもるすぐにあきちのそとで
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・・・ごめん、無理!
見当もつかない謎は、後々使うやつなのだと自分を納得させ、
とりあえずは今手元にある確認済みのヒントを整理します。
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Ⅰ. 1 - 探
Ⅱ. 9 - 局
Ⅲ. 4 - 盗
Ⅳ. 8 - 怪
Ⅴ. 6 - 団
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1から9の数字、そして、探や団の文字・・・
ふとひらめいて、スコアボードのスターティングメンバーと照合してみます。
【Ⅰ】のヒントが探偵局の1番バッター「白井」、
【Ⅱ】のヒントが、同じく探偵局の9番バッター「一賀衣」を
示しているとすれば・・・うん、なんとなく読めそうな気がする。
これは縦(=列)と横(=行)で使う文字が
指示してあると考えてよさそう。
横を示す「1」と、
縦を示す「探」の文字がクロスする位置にある文字は「白」。
この考え方で同様に【Ⅱ】以降もやってみると・・・
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Ⅰ. 1 - 探 → 【 白 】
Ⅱ. 9 - 局 → 【 衣 】
Ⅲ. 4 - 盗 → 【 ニ 】
Ⅳ. 8 - 怪 → 【 万 】
Ⅴ. 6 - 団 → 【 歳 】
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「白衣ニ万歳」となります。
・・・白衣。
そういえば、ヒントを探す途中で“いかにも”な【救護室】が。
その前で白衣のお姉ちゃんたちが並んでいたような・・・
・・・ざわ・・・
そうと分かればさっそく【救護室】に移動!
【救護室】の前に着くと、謎が解けずに悶え苦しんでいる人だかり。
そんな彼ら(彼女ら)の間を避けるように通り抜け、
白衣のお姉ちゃんに話しかてみます。
白衣のお姉ちゃんは私の意図を察すると、
そっと【救護室】の中に案内され、密室で二人きりの状況に・・・(*´Д`)ハァハァ
とりあえず、声を出さずにそっと万歳。
コクンと頷いた白衣のお姉ちゃんは
私たちを奥の抜け道に案内してくれました。
よし!まずはひとつ目のゲートを通過!!
我々は今まで行くことができなかった外野スタンド席へ!
高いぜ。
午前中に登ったんだけど、晴れて本当によかった。
2年に一度の祭典、ファミコンバンド 11th Live に行ってきた。
ファミコンバンド(=FCB)とは、
誰もが夢中になった懐かしのゲームミュージックを
寸劇とともにオーケストラの編成で奏でるゲームバンド集団のこと。
昨今でこそゲームミュージックのオーケストラは珍しくないけれど、
寸劇とオーケストラを交えた独特の舞台は彼らならでは。
ゲームバンド華やかなりし昨今の、
その先駆けともいえる存在だ。
前回 10th Live のときも思ったけど、
曲のひとつひとつに思い入れや愛情が溢れたその舞台は
観る者と演る者とが一体となれる本当に素敵な公演だと思う。
最初から最後まで笑わせていただきましたよ。
Liveは1面、2面、3面の3部構成。
1面はSEGA、任天堂の楽曲を中心に、
寸劇とともにフルオーケストラが奏でるライブステージ。
これぞファミコンバンド、
「檄!帝国華劇団」から「ファイアーエンブレム」、
そして「MOTHER」に至る流れは最高だった。
2面はチープ&マニアックステージと称して、
Liveというより寸劇色が非常に強い。
お馴染みルート16ターボは「ドラクエⅣ」の世界を再現、
もうひとつは歴代屈指の完成度だった「ときめきメモリアル」、
パズル、野球ゲームのあるある劇と相まって、最高に笑わせてもらった。
そして締めの3面はガラリと雰囲気を変えたシンフォニックステージ。
90年代のFCパズルゲーム「ソルスティス」から始まり、
30分超の大作「ファイナルファンタジーⅤ」メドレーの盛り上がりが凄い。
鳴りやまない拍手の中で始まった最後のボーナスステージ、
マリオやスペランカーに代表される、いろんなキャラの即死シーンを再現した
「即死メドレー」も最高に楽しかった。
FCBの魅力は、きっとこの振り幅の広さなんだと思う。
ただ単にゲームミュージックをオーケストラで奏でるだけじゃない。
ただ単にゲームの一場面を寸劇で再現するだけじゃない。
そのそれぞれが組み合わさって、
FCBならではの魅力ある舞台が生み出される。
誰もが愛してやまなかった、ドット絵のキャラクターたち。
例えクソゲーだと半ば自覚していても、
決して認めたくなくて必死にやりこんだあのゲーム、
あの頃の思い出は、今なお人々をこんなにも魅了するんだ。
そんな愛情溢れるステージを、ありがとう。
心から感謝の気持ちを、FCBの皆様へ。
東京都現代美術館で開催中の特撮博物館。
周囲の評判がものすっごく良くて、最終日の今日行ってきたんだけど、
残念ながら混雑が凄くて観覧を諦めちゃった。
当日券の発売に50分、そこから入場まで150分、
合わせて200分待ちだって。
美術館の周囲には、入場待ちの行列がずっと続いていた。
館長は、「ふしぎの海のナディア」や「新世紀エヴァンゲリオン」で
総監督を務めたお馴染みの庵野秀明氏。
凄いよね、どんなジャンルでも徹底的に突き詰めると、
こんなにも人々を魅了するものを生み出すんだ。
オタクの底力を見た気がする。
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